私はズルカン1年生として『ズルいくらいに1年目を乗り切る看護技術』を読みまして、今度は2年生になりました。
そんなわけで今回紹介する本はこちらです。
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これを読めば悲しいくらい人に聞けない看護技術もマスター出来るはず。と言うわけで、ズルカン2年生は1年生と同様に新人看護師さんに優しい本になっています。
前回記事はこちらです。
ズルいくらいが丁度良い。看護技術本の新しいバイブル『ズルいくらいに1年目を乗り切る看護技術』
ズルいくらいに生きてく2年目。看護技術本のバイブルは進化する。『悲しいくらい人に聞けない看護技術:ズルカン2年生』
前作のズルカン1年生に比べると、病棟によっては中々出会わない手技が多く出てきます。出会わない手技だからこそ看護師年数を重ねれば重ねる程に、悲しいくらいに人に聞けない看護技術へステップアップしていく・・・
そんなわけでズルカン2年生は、新人・ベテラン問わずに全ての看護師さんにおすすめな医学書です。
すべての看護師さんにおすすめな理由
本書の内容について
ズルカン2年生の内容は以下の通りです。
中心静脈カテーテル、血液培養、経鼻胃管栄養、とっさの対応・はじめの一歩、腰椎穿刺、挿管介助、重症部屋患者さんのベッドサイド観察点、エンゼルケア(死後のケア)
『悲しいくらい人に聞けない看護技術:ズルカン2年生』より見出しのみ抜粋
病棟によっては普通に行われているかもしれませんが、意外と行わない手技も数多くあると思います。
上記について急性期病棟で働いていた際は全て経験しておりますが、現在勤める療養病棟では経鼻胃管・エンゼルケア以外は関わっておりません。病棟によって差があるのは私の経験からも言えます。
関わらないことのある手技だからこそ知っておきたい
項目をみて腰椎穿刺なんぞや一般病棟でも行う科は限られております。私も脳神経外科病棟に勤めて初めて経験しました。それまで循環器分野の病棟ばかりだったので、そもそも腰椎穿刺の言葉すら出ないわけです。
私の場合もそうですが、どのような病棟経験を積んで看護師として働いているかによって、技術経験に大分差が出るものです。
例えば総合病院に勤めていて配属される病棟が変わった、転職をして異分野の科に配属された、等と言ったときに、読んでいて楽しく主義が学べる医学書としては最適です。
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個人的に印象に残った内容
このような看護技術の本はこれまでも多く出版されています。そんな中でもこのズルカン2年生は楽しく学べて、かつ実践的な内容です。
大切にしたいと思ったのはエンゼルケアの項目です。エンゼルケアについて、ここまで詳細に述べられている看護技術の本はあったでしょうか(あったらごめんなさい)
エンゼルケアは関わる機会が少ない人にとっては、どのようにしたら良いか悩むところです。私は中堅看護師と呼ばれる年数働いていますが、エンゼルケアに関わったのは10例を満たないです。これも病棟による差はあると思います。
もちろんエンゼルケアにも病棟ルールはあります。手は最後に組まない、組む。メイクはする、葬儀会社が行うのでしない。等と言ったような部分があるにせよ、大本は変わらないです。
私も入院して退院までを看護するのが私たちです。様々な看護技術があるにせよ、エンゼルケアは大事にしたいなと思いました。
ズルカン1年生、2年生ともに看護師さんの看護技術本として手に取りたいおすすめ本です
今回は2年生の内容を少しだけ紹介しましたが、ズルカン1年生もあります。
ちなみに前著になる1年生はこちらです。
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ズルいくらいに1年目を乗り切る看護技術として以下のものが記載されています。
バイタルサイン測定、採血、注射、酸素投与、吸引、血糖測定、導尿・膀胱留置カテーテル、輸液ポンプ・シリンジポンプ、浣腸
『ズルいくらいに1年目を乗り切る看護技術』より見出しのみ抜粋
気になる方はこちらの記事をを参考にしてみてください。

そんなわけで今回は『悲しいくらい人に聞けない看護技術:ズルカン2年生』の紹介でした。もし気になる方はAmazonレビューにも様々な方がコメントしているので参考にして頂ければ幸いです。
以上。まる(@maru02ns)でした。
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