前回は改めて出戻り再就職試験に挑戦し、見事に敗戦した看護師です。
今回は求人を見ていると、なんと社会人経験者採用公務員試験が再度開かれることがわかりました。3か月前から成長した姿が見せられるか、もう一度勝負してみることにしました。
第5戦。公務員社会人採用試験を再度受験する看護師(番外編)
一度は敗れた公務員社会人経験者採用試験に再度挑戦。
前回で試験の流れを掴んだので、今回こそは合格したいところです。もう一度対策し直して戦ってみることにしました。
以前と同様であれば結果は不合格のままだと思うので、前回対策した記事を参考にしながら自分自身を振り返ってみました。
ひとまず自己PRシートを見直したうえで、面接に向けた内容を再度考えていきました。
自己PRシートの見直しと対策
今回は以下のように書いてみました(参考程度で御覧ください)
私は看護師として7年勤務し主に循環器分野で働いていました。高血圧に罹患している患者様との看護を通して生活指導の経験もあります。また経験年数を重ねるだけでなく、自己啓発の為に循環器分野の資格も保有しています。保健福祉分野で今までの看護師経験が行政運営に発揮できると考え応募致しました。
○○市職員として私の経歴が最も活かせるのは生活習慣病の発症、重症化予防の取り組みが行われている保健福祉部○○課と考えました。
現在○○市は○○(企画)の実施中です。そして疾病予防の重点項目に高血圧があります。特に○○市は外来医療費に占める高血圧有所見者率が同地域内に比べても著しく高く、高血圧予防対策が急務であることを拝見しました。
もし私が○○市職員として特定保健指導等に携わり経験を積むことが出来れば、将来的に高血圧・循環器病予防療養指導士の資格を取得し、○○市の予防医療の普及に貢献したいです。
○○市の健康にまつわるキーワードを徹底的に調べる
受験するにあたって改めて地元の○○市の情報をまとめてみました。
○○市の現状
①国民健康保険は年々増加、全国平均より高い
②約3人に1人が65歳以上の高齢者。○○市の高齢化率は○○%と全国平均より上
③特定健診は年々増加しており約30%、国としての目標は60%。これからも目標に向けて活動
健康についての主な活動について
①生活習慣予防のためのウォーキングの推奨
②運動習慣の普及を目的とした、健康づくりのヘルシーエクササイズ
③高齢者の健康増進と介護予防を目的とした取り組みを行っている
公務員社会人経験者採用試験本番を迎えました
そんなわけで今年度2回目の試験に臨むことにしました。何度受けたとしても採用試験は緊張するものです。
試験概要は以下です。もし同様な試験に受験する方の参考になれば幸いです。
適性試験(10分)
10分で100問の問題が出題されました。文字の間違い探し、図形問題、計算問題
性格診断テスト(20分)
20分で150問の設問に、はい、いいえ、どちらとも言えない、をつけていく
調査票の記入(30分)
面接シートです。以下の内容についての質問の回答を書きます。前回試験と少し内容が変わっていました。
・市の魅力は何か
・最近気になった時事ニュースは何か、感想とともに
・あなたの長所と短所。 長所 短所
・ストレス発散の方法は
・あなたは話を話す方ですか、聞く方ですか。理由も一緒に
・学生時代の部活、ボランティア経験の有無
・併願の有無
・採用試験を過去に受験したことがあるか
小論文試験(60分)
大学卒業後、就職3年以内の離職率3割程度と言われている。そのことを元に「働き方」についてあなたの考えを述べよ(900字)
集団面接試験(25分)
3人で行われました。以下は内容です。
・○○市を志望した理由。この時期に受験した理由と供に
・市役所に勤めるにあたっての資質は何だと思いますか
・(公平公正や接遇など)その資質は今までのことでも当てはまると思いますが、これから先の市役所職員として必要なことは何だと思いますか
・今までの職業経験で最も苦労したことを教えてください
・苦労した経験で市役所に勤務して活かせることは何かありますか
・市役所勤務では年齢層が違う方と働くことになるがその点について考えはありますか
・最後に30秒で自分をPRしてください
敗戦。社会人経験者採用の壁は高く
そんな手応えなく終了した一次試験。結果は約1週間後に郵送で届きました。
不合格でした。淡々と書いておりますが、悔しいです。前回より対策した分とても残念です。
看護師の仕事の合間合間で面接対策や小論文の書き方を勉強してきましたが、結果としてはまだまだ対策不足だったのでしょうか。
やはり公務員社会人経験者採用試験は難しいです。本来ならば公務員予備校なり自分以外の視点から、公務員になる為に何が必要なのか指導を受けるのが筋なのかもしれません。
私の転職活動は続く。以上。まる(@maru02ns)でした。
