ぴのまるさん

循環器看護師まるのブログ

脳神経外科で働く看護師③特殊疾患病棟で働く看護師の一日

 

 

前回記事から大分経ちましたね。半年経ちました。いつもなら振り返り記事を書いていたのですが、振り返れなかったです。それ程に元の部署は私にとって地獄でした。

 

そんなわけで急性期にサヨナラを告げてはや3ヵ月。現在は脳神経疾患の慢性期~終末期(名は特殊疾患病棟)に関わる部署で働いています。
 

脳梗塞後の後遺症、くも膜下出血後の後遺症、ALSなり、患者様の病気は様々です。

 

今まで急性期ばかりで働いていたので、勝手が違い過ぎて戸惑うことばかりです。それでも今は働けているので、以前の部署に比べれば働きやすい環境だと思います。

 

ここ最近の振り返りも兼ねての記事です。

 

脳神経外科の特殊疾患病棟で働く看護師

病床は31床です。意思疎通は数人かろうじて取れる程度です。そして自力で動けません、全員体交が必要です。

 

当院の急性期に勤めている看護師に言わせれば、体交だけでしょ?楽でしょ?と思われている病棟だそうです。

私は思います。決してそんなことはありません。そんなこと言っている人は病棟体験をしたら良いです。笑

そもそも土俵が違います。急性期は治療がメインです。医師の視点(治療に関わること)を看護師が理解する必要があるのは勿論ですし、患者様の症状が劇的に変化するのも急性期だと思います。

 

こちら特殊疾患病棟は基本的には急性期の治療を終えています。気切患者、人工呼吸器装着患者もいる中で、あとはどれだけ肺炎や褥瘡を作らずに過ごせるかが大事な病棟です。

 

肺炎にならぬように体位を整えたり、離床を定期的に図ったりと工夫もしております。そして急性期で働く以上に皮膚状態には敏感です、こちらの体交次第で容易に皮膚トラブルになります。

 

そして私の働く特殊疾患病棟は患者様からの訴えはありません、そもそも意思疎通が行えません。と、なると看護師の仕事として全身状態を観察して異常を察知することが重要です。

急性期病棟経験看護師が慢性期病棟を見下す風潮は別な病院でも経験済みです。ただ、そもそも働くうえでの土俵が違うので何も言えませんね、なんなんだろう

私は今まで急性期の経験しかなかったので、今働いているこの環境は新鮮です。とても勉強になります。

 

特殊疾患病棟で働く。受け持ち担当の一日のスケジュール

前残業は勿論あります。基本病状に劇的な変化はありませんが、情報収集は大事です。

 

*こちらのスケジュールはあくまで私の部署の場合です 

8時30分 体交開始

終了時間は10時が目標。遅くて10時30分~11時までかかることがあります。

 

11時 バイタルチェック

12時までに約15人の患者様を次々に容態チェックしていきます。肝はバイタルだけならすぐ終わりますが、処置が多いのです。皮膚トラブルに対して洗浄後に軟膏塗布、処置の目薬施行等が主です。意外と時間がかかるのです。

 

12時 バイタルをカルテに記録

12時前後から急いでバイタルをカルテに記入します。今の病院は紙カルテです。しんどいです。笑

15時に医師の回診があるので、それまでにバイタルは記入しなければならないルールなのです(とても不思議ですが・・・)

そして休憩前に微熱のある人と状態が悪い人をリーダーもしくは主任に報告します。

 

13時15分 体交

休憩後にすぐ体交が始まります。それでも午前中のと比べると処置や陰部洗浄など、やることは減るので、大体1時間程度で終了します。

 

14時 カンファレンス

14時前後からカンファレンス開始です。30分程度です。

 

14時30分 口腔ケア

ここから担当患者の口腔ケアをします。口腔ケアが終わらないと記録は出来ません。気切患者様が多いので地味に大変です。笑

 

15時45分までに口腔ケアが終われば記録が書けます。終わらなければ、そのまま体交に行きます。

 

15時45分 体交

日勤最後の体交です。夜勤に引き継ぎなので、そそがないように綺麗にします。笑

 

人手次第で体交に入らなくて良い場合もありますが、基本は入ります。この時点で記録が書けていないと残業コースですね。笑

 

16時20分 看護記録をとにかく書く

そんなわけでとにかく記録を書きます。この時間前に何人か記録が書けているのが望ましいですが、それが出来ない場合もあります。そうなると定時に帰るのは絶望的です。笑

 

17時15分 終業

終わりました。大体この時間で帰れることが多いです。残業は少ないですが、ほとんど休む暇なく働き続けるので体力勝負なところが大きいです。

 

特殊疾患病棟でのやりがいをどこに持っていくか

プリセプターは私に言います。

急性期に比べると軽く見られがちだけど、そうではないよ。訴えが出来ない患者が多いからこそ、気付きが重要な病棟だからね。それがわかるようになるのが大変だけど、やりがいもあるよ

そうなのです。気付きです。

 

皮膚トラブルもそうです。訴えが出来ず、自力体動もありません。こちらの体交一つで、皮膚に簡単に傷を作ることが可能です。

 

体交後に除圧が出来ず圧迫がされていても、患者様からの訴えはありません、こちらの気付きがトラブルを未然に防ぎます。

 

たかが体交かもしれませんが、されど体交です。一つ一つのケアがとても大切なことを改めて実感出来る病棟ですね。

振り返れば昔は雑な体交していたな・・・反省

今の病棟は経験豊富なベテランばかりです。ケアの一つ一つをみっちりと教えて頂こうと思います。

 

色々な経緯はあれど働いている病棟で吸収出来るところは吸収して今後の看護師人生に活かせるようにしていきます。

 

今後の予定としては

今は受け持ち患者を持つことが始まりました。あとは夜勤に向けてですが、順調に行けば来月、再来月には入れるはず・・・そうすれば夜勤手当が貰える、生活が潤います。笑

 

機能別看護なので、受け持ち患者を持つまでの道のりが長かったです。

 

点滴担当、お風呂担当、受け持ち患者看護師のフォロー担当、を経て今のポジションまでに4ヶ月・・・人手がいないとは言え、長い道のりでしたね。

 

とりあえず夜勤に入れるよう頑張ります

 

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