ぴのまるさん

循環器看護師まるのブログ

認知症入院患者の抑制の有無。看護師が思うこと

高齢者で転倒リスクある。点滴自己抜去しそう。身体抑制しましょう。

うーん・・・(安易に抑制するのはどうなの・・・)

と言うことがありまして。 病院で働く環境にもよりけりですよね、身体抑制に対する考え方。本当に色々と感じます。転職を繰り返す看護師の私としては、身体抑制される側の気持ちを考えると極力したくないのが本音ですけどね。

 

高齢者で認知症だから身体抑制はやりすぎではないか?

個々で考え方は違うと思います。正直今働いている病院での出来事は正直戸惑っております。何せ高齢者⁺認知症があるだけですぐ身体抑制ですからね、やりすぎではないかと感じてしまいます。以下は個人的な考えによるものです。

 

個人的な身体抑制に対する考え方。

●高齢者

 すぐ身体抑制とは思わない。むしろ身体抑制からの不穏状態を懸念。

●認知症

 以前にも点滴自己抜針を繰り返すことや転倒転倒のリスクがあるなら、身体抑制をする前に装着コール(患者様が動いたらなる紐のようなもの)で対応する。どうしても無理なら身体抑制(ここで初めて)

●安静が守れない

 説得する。上記同様に装着コールorセンサーマット(床に足をつけると鳴るマット。置き方次第で効果的)でどうにかなるでしょう。それでも駄目なら身体抑制開始する。必要以上の抑制は患者にとっては害なので医師に相談し、良ければ安静度上げてもらうことも検討する。

●点滴自己抜針リスク

 見えないところ(上腕など)で寝間着で隠す。それが駄目で初めて身体抑制を検討する程度。

 

そもそも自分がされたら嫌なことはしたくないと思うのです

生死に伴うところで身体抑制が必要なときもあります(例えば手術後のドレーン管理で抜かれてしまうと危険が伴うもの)

 

ただ基本的なところは患者様とて人ですし、自分達と一緒です。身体抑制に関しては意見が分かれるところですが、私は基本的に身体抑制はしたくない派閥です。

 

何せ自分が縛られて身動き取れない状況で一日過ごすなんて悪夢ですよ。本当に体力が落ちるんですよ、一日でも寝込んでいると(私自身手術経験あり、身動き取れない安静指示は経験済み)

これからも身体抑制は続く・・・悲しきかな

なんでこんな記事を書いたかと言うと、病棟での症例ですが。点滴自己抜針リスクがあるので両上肢抑制+ミトン。って言う意見があり、皆納得している状況がどうしても腑に落ちず記事にしてみました。

 

正直そこまで制限する必要なかろうとの思いです。笑

点滴抜かれたらしょうがないよね、また入れなおそうよ。それ程に元気だと言うことだよね

そうそう、しゃあない。ただアクシデントレポート書かなきゃ・・・

点滴抜かれれば看護師はレポートを書かされるのです、そしてたまに上司からの「なんで?どうして?対策してたの?」なんでなんで攻撃を受けるのです。それなら身体抑制をしっかりした方が良いよね、ってなる考えもわかるにはわかるんですけど・・・

 

難しいです。身体抑制については。

 

過去記事です。良ければ参照お願いします。