ぴのまるさん

循環器看護師まるのブログ

循環器病棟で働く看護師⑨終末期の看護について考える、出来ることはなかっただろうか


 前回記事です。

最近あった出来事です。あまり循環器病棟とは関係ないかもしれないですが印象に残ったことがありました。

そこから看護の大切さを改めて感じたわけです。

 

終末期だからこそ考えなければならないこと 

胸部外科手術後に呼吸状態悪く気切している女性患者。

直近で一度心静止、CPRにて蘇生。

現状は予断許せない状況で、人工呼吸器装着中です。

人工呼吸器装着後はDNAR取得済です。

 

状況的にみれば呼吸器ついてますしね、

全身状態の観察は重要で、

確かにin-outバランス的にもプラス経過でうっ血進行中。

術後創部からの感染兆候もあり発熱持続中。

 

いつ何が起きてもおかしくない状況で毎日家族が付き添っていました。

昔の自分だったら全身状態の把握で一杯一杯になっていたと思います。

だけど最近思ったことは

家族が付き添いしている中で行える看護は何かな?と言うことです。

 

出来る限りのことはやってみよう

丁度夜勤中であったので出来ることは限られていましたが、せめて保清はしっかりしようと思い、顔と髪を温タオルで拭きました。

 

すると朝方に家族から

見ていて熱は出ているし、汗も凄いですよね。もうしばらく髪も洗っていないですしね、、、気になっていたんです。ありがとうざいます

まさかそんなこと言われると思っていませんでしたが、

ずっと見ている家族だからこそ気になっていたんでしょう。

 

看護師として異常の早期発見は大事です。

ただ治療的側面ばかり考えるだけでなく、

その人に何が必要か考えて行動しなきゃと再認識させられました。

 

身体を拭くだけでも立派な看護です

 

まとめ

その後、数日後に状態が急変しました。

家族が最後にどう思って関わったのか気になるところでしたが、

私はその場に居合わすことは出来ていません。

 

看護って何だろうかと改めて考えた一例でした

 

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