ぴのまるさん

循環器看護師の仕事と転職。知識の備忘録

終末期の看護について考える、出来ることはなかっただろうか。循環器内科病棟で働く看護師⑨

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患者様の再入院問題を考える。循環器内科病棟で働く看護師⑧ - ぴのまるさん 上記は前回記事です。

 

今回のキーワードは終末期の看護についてです。

 

あまり循環器病棟勤務とは関係ないかもしれないですが印象に残った出来事がありました。そこから看護の大切さを改めて感じました。

 

終末期の看護をすること。考えなければならないこと 

 

終末期の患者様がいました。イメージは下記で掴んで頂ければと思います。

 

胸部外科手術後に呼吸状態悪く気切している女性患者様。直近で一度心静止、CPRにて蘇生。現状は予断許せない状況で、人工呼吸器装着中です。人工呼吸器装着後はDNAR取得済です。

 

状況的にみれば呼吸器ついてますしね、全身状態の観察は重要で、確かにin-outバランス的にもプラス経過でうっ血進行中。術後創部からの感染兆候もあり発熱持続中。

 

いつ何が起きてもおかしくない状況で毎日家族が付き添っていました。

 

昔の自分だったら全身状態の把握で一杯一杯になっていたと思います。しかし最近思ったことは家族が付き添いをしている中で行える看護は何かな?と言うことです。

 

患者様に出来る限りのことはやってみよう

 

丁度夜勤中であったので出来ることは限られていましたが、せめて保清はしっかりしようと思い、顔と髪を温タオルで拭きました。

 

すると朝方に家族から

見ていて熱は出ているし、汗も凄いですよね。もうしばらく髪も洗っていないですしね、、、気になっていたんです。ありがとうざいます

まさかそんなこと言われると思っていませんでしたが、ずっと見ている家族だからこそ気になっていたんでしょう。

 

看護師として異常の早期発見は大事です。ただ治療的側面ばかり考えるだけでなく、その人に何が必要か考えて行動しなきゃと再認識させられました。

 

身体を拭くだけでも立派な看護です

 

まとめ

 

その後、数日後に状態が急変しました。家族が最後にどう思って関わったのか気になるところでしたが、私はその場に居合わすことは出来ず確認は出来ませんでした。

 

循環器内科病棟の急性期で勤めていますが、治療的側面を理解して仕事をすることは勿論大事です。医師の意図を知ることは働きやすさに繋がります。

 

私達看護師が医師の意図を知ることは、患者様にとってもプラスです。様々な治療を見て勉強した経験は、患者様が気になることで相談や対応に役立ちます。それは生活指導なり多岐です。

 

ただですよ、それも大事ですけど、私達は看護師です。ゆっくりと話を聞くだけでも看護ですし、清潔ケアの実施も看護です。

 

看護って何だろうかと改めて考えた一例でした

 

次回記事です。良ければ参照お願いします。