前回記事です。
寝る前と早朝は魔の時間ですね
本当だねぇ、循環器に限ったことではないけど
そんな話を上司としていました。
今回のテーマは循環器病棟での魔の時間。
循環器病棟での魔の時間って何のこと?
あるあるかもしれませんが、夕方~消灯前と早朝は魔の時間帯。
急変が多いように思います。
書いていて思いましたが、夜勤中ほぼ魔の時間ですね。笑
少し解説しますと
夕方~消灯前が何故に魔の時間帯と言いますと、
日勤で労作負荷(例えばシャワーとかリハビリ)のつけが回って、
この時間帯に急性増悪を引き起こすパターンです。
あとはカテーテル治療や検査後の合併症ですかね、再狭窄による胸痛や、創部出血なりです。重なるときは重なりますね。
早朝に関して、諸説ありと伝えておきます。
冠攣縮性狭心症なら朝方の胸痛ですね。あとは夜間帯に尿量が低下し、そのまま心不全が少しずつ進行していて朝方にアタックですね。
もう書いているだけで嫌です。笑
最近夜勤一日で悲しい出来事
①消灯前に心不全急性増悪
②早朝に心停止。CPR。
書けば短いですが、濃厚な1日でした。
①に関しては上記で書いたとおりです。日中のシャワー浴が引き金となり、心不全の急性増悪です。
そのままV60(マスク式人工呼吸器)です。
②はビックリしましたね。
前日より努力様の呼吸でしたし、いつ何が起きても・・・と言う感じではありましたが。
医師が到着後に処置はしましたが、報われず。
早朝の病棟からの電話はこわいよ本当に。あとは救急外来。何かしら起きていることが多くてねぇ。にしても、朝からお疲れさまだね
魔の時間に怯えつつ、これからも仕事を続けていく所存です。
まとめ
魔の時間帯をどう乗り切るかは大切なことです。
患者さんが少しでも変だな?と思ったときは周囲に相談し医師に報告です。
これ鉄則です。
ちなみに昨日の夜勤は便失禁に始まり便失禁で終わりました。
こう急変ばかりでもないんですけどね。笑